往診や訪問診療に同行する看護師の役割
医療には主に外来医療・入院医療・在宅医療があり、往診や訪問診療は共に在宅医療の区分に入ります。
医師や看護師などが患者の自宅へ赴き、患者の治療やケアを行います。
往診や訪問診療に同行する看護師の役割は主に5つで、1つ目は患者の健康状態の観察することです。
往診や訪問診療の際に患者のバイタルを測定したり、採血や尿力テーテルなどを交換したりして、患者の健康状態を観察します。
2つ目は、治療のための補助的な役割です。
点滴や注射、床ずれの処置に服薬方法の指導や確認など、治療のための補助をします。
患者宅に人工呼吸器やたんの吸引機などがある場合は、これらの管理も行わなければなりません。
3つ目は、他分野との連携です。
在宅診療には医療の専門家だけではなく、ケアマネージャーやヘルパーなど介護関係者の力も必要となってきます。
医師の説明は専門用語が飛び交うこともあり、ケアマネージャーやヘルパーに上手く伝わらないことがあるのです。
その点、看護師は他部門との連携にも長けており、医療知識や経験が少ない介護職員関係者にもわかりやすく説明できるでしょう。
4つ目は、療養環境の調整と手伝いです。
自宅でのベッド周りの安全確保や換気、空調などの調整、ガーゼやオムツなどの手配を行うこともあります。
また、患者の食事の介助や口腔内の清潔維持、入浴や排せつの手伝いなどといった役割もあります。
5つ目は、患者の精神的なケアと家族へのアドバイスなどです。
在宅で療養している患者がリラックスできるよう、コミュニケーションをとったり、手足や頭をマッサージしたりします。
加えて、患者の家族の相談事や看護に関する知識・技術のアドバイスなども仕事の一つです。
看護師の往診での仕事については、関連サイト[看護師のための往診大解説]も読んでおくと良いでしょう。